【必見】高齢の父親にうんざりと悩むあなたへ心が軽くなる5つの方法
あんこ高齢の父親に毎日振り回されて、もううんざり……。
よーかん何を言っても頑固で聞く耳を持たないし、ため息ばかり出てしまう。
父親を大切にしたい気持ちはあるけれど、頑張りすぎてしまうとあなたの心が持ちませんよね。
このままイライラをため続けると、父との関係がますます悪化したり、あなたがバーンアウトしたりしてしまうかもしれません。
そこで今回は、介護家族の相談支援のプロである僕が、高齢の父親にうんざりすると感じる理由と、心が軽くなる対処法について紹介します！
高齢の父親にうんざりする原因とストレスを減らす具体的な対処法が分かり、あなたが自分を大切にしながら父親と上手に付き合えるようになります。
YouTube動画で要約しています。2分ほどで見られるので、先に見てから記事を読むと、より分かりやすくなります！
なぜ高齢の父親にうんざりする？よくある悩み3つ
僕の相談支援の経験上からも、高齢の父親に対してストレスを感じる人はわりと多くいて、とくに娘さんの割合が高いです。
「女性は男に口出しするもんじゃない」「女はだまって男の後ろを歩け」みたいな価値観の、昭和のお父さんが多いからですねきっと。
長年の関係があるからこそ、ちょっとした言動が気になり、イライラしてしまうこともあるでしょう。
多くの人に共通する悩みのポイント3つを見ていきましょう。
ポイント①：頑固になって話が通じない
歳を重ねると、考え方が固定化しやすくなります。
「昔はこうだった」「自分のやり方が正しい」といった主張が強まり、話し合いが難しくなりがちに。
体調管理のために「病院に行ったほうがいいよ」と伝えても、「大丈夫だ」「そんな必要はない」と聞き入れてくれないケースは僕もよく見てきました。
せっかく病院に行ったのに、面倒くさくなって勝手に通院をやめてしまうなんてこともあったりします……。
あなたが父親の健康を強く気にするほど、頑固な態度にストレスを感じてしまうでしょう。
また、最新の技術や生活スタイルの変化に対応しづらく、「昔ながらの方法が一番」と思い込んでいることもあります。
スマートフォンの使い方を教えても「そんなものは必要ない」と拒否されることもあるでしょう。
よーかん昔のお父さんって感じの亭主関白で80年以上生きているような人は、本当に頑固なことが多いんですよね。
ポイント②：依存度が高まり負担が増える
高齢になると、できることが減り、子どもに頼る場面が増えてきます。
家事や買い物、病院の付き添いなど、少しずつ支援が必要になり、家族の負担が大きくなってしまいがち。
とくに、父親が長年「家庭のことは妻（母親）がやるもの」と考えていた場合、母親が亡くなったり介護が必要になったりすると、子どもへの依存度が一気に高まります。
「ご飯を作ってくれ」「一人で暮らすのが不安だ」など、日常生活のサポートを求められることも。
こうした変化が突然訪れると、仕事や家庭の両立が難しくなり、「どうすればいいの？」と疲れてしまうことも少なくありません。
よーかん「妻が家を守るもの」みたいな価値観の世代の男の人は、頑固なくせに、一人になると本当に何もできないんですよね……。
ポイント③：否定的な言動が多くストレスになる
高齢になると、周囲への不満や過去の経験を引き合いに出して、否定的な発言が増えることがあります。
「今の若い人はダメだ」「昔はもっとよかった」「お前のやり方は間違っている」など、何かと否定的な態度を取られると、気持ちが疲れてしまいますよね。
たとえば、あなたが好意で手伝ったことに対して「そんなやり方はダメだ」とダメ出しをされると、「せっかくやったのに…」とモチベーションが下がることもあるでしょう。
また、父親自身が健康や老後への不安を抱えている場合、それを素直に伝えられず、攻撃的な態度になってしまうこともあります。
男って、変なプライドが邪魔したり、見栄を張ったりしがちで、なかなか素直になれないんですよね。
よーかん否定ばかりされると、どんな言葉をかけても無駄に思えてしまいますよね。
高齢の男性は、頑固さや価値観を変えられないことから老害などと言われて嫌われることがあります。こちらの記事を読むと、態度を改善できる可能性があるのでご覧ください。
高齢の父親とのストレスを減らす5つの対処法
高齢の父親との関係にストレスを感じるとき、どのように対処すればよいのでしょうか？
無理に関係を良くしようとすると、かえってイライラが増すこともあります。
そこで、負担を軽減しつつ上手に付き合うための方法を5つ紹介しますね。
方法①：期待しすぎず距離を取る
「もっと分かってほしい」「なんで素直になれないの？」と思うほど、親との関係は苦しくなります。
高齢の父親は、長年の価値観を持って生きてきました。その考えを変えようとすると、かえって衝突が生まれがちです。
まずは「変わらないもの」と割り切り、期待しすぎないことが大切です。
また、物理的・心理的な距離を適度に取ることも重要です。毎日電話をする必要はなく、必要なときだけ関わるのも一つの方法。
距離を取ることで、余計なストレスを減らせます。
よーかん「こうあるべき」という考えを手放すと、気持ちが楽になりますよ。
方法②：感情的にならず冷静に対応する
親の言動にイラッとしても、感情的にぶつかると余計に関係が悪化します。
頑固な父親に「病院に行ってほしい」と伝えても拒否されたとき、「なんで分からないの！」と怒るのは逆効果。
冷静に「体調が心配だから、検査だけでも受けよう」と伝えると、受け入れやすくなりますよ。
一呼吸おいてから話す、穏やかな口調を意識するなど、冷静な対応を心がけましょう。
よーかんイライラしたら、深呼吸して気持ちを落ち着けるのがポイントです。話す前にワンクッションはさみましょうね。
方法③：第三者を交えて話をする
親子だけで話すと、感情的になりやすく冷静な判断ができなくなることも。
そんなときは、第三者を交えて話をするとスムーズに進みます。
たとえば、医師や僕らケアマネージャーが「病院に行ったほうがいい」と伝えると、意外と素直に従うという人も多いです。
また、親戚や兄弟などが間に入ることで、冷静に話し合えることもあります。
よーかん第三者の前だと、いい格好をしようとするのか、そのときだけ素直になるのは高齢男性あるあるです。笑
方法④：父親の立場を理解し共感を示す
高齢の父親も、年齢を重ねる中で不安を抱えています。
「最近忘れっぽくなった」「思うように動けない」といった変化は、本人にとってもツラいもの。
その不安をうまく表現できず、頑固になったり、否定的な態度を取ったりすることがあります。
そんなときは、「心配しているよ」「お父さんの気持ちも分かるよ」と共感の言葉をかけるだけで、関係が和らぐことがあります。
よーかん高齢男性はとくに不器用で人前で弱味を見せられないんですよね。共感の言葉を増やすと、嬉しいと思います。
方法⑤：自分の時間を大切にする
親のことを気にしすぎると、自分自身が疲れてしまいます。
どれだけ親のためを思っても、できることには限界があります。ときには、自分の趣味やリラックスできる時間を意識的に作ることも大切ですよ。
たとえば、週末は親のことを忘れて好きなことを楽しむ、介護サービスを活用して負担を減らすなど、無理なく続けられる方法を取り入れましょう。
よーかん自分を大切にすることが、結果的に親との関係を良くすることにつながります！
あなたの生活や時間も大切にしてくださいね。
高齢の父親とうまく付き合うための心構え3つ
高齢の父親との関係を良好に保つには、日々の接し方だけでなく、心構えも重要です。
ここでは、気持ちを楽にするための3つの考え方を紹介しますね。
どれもすぐに実践できるものなので、ぜひ意識してみてください。
考え方①：親の変化を受け入れる
親は年齢とともに変わります。これは自然なことですが、「昔と違う」「前はもっとしっかりしていたのに」と戸惑うこともあるでしょう。
しかし、その変化を否定するのではなく、「こういうものだ」と受け入れることで、気持ちが楽になります。
頑固になるのも、依存が増えるのも、老いの一部と考えると、少しは冷静に対応しやすくなるはずです。
よーかん「変わってしまった」と思うより、「これが今の親なんだ」と受け止めると、気持ちが軽くなりますよ。
考え方②：完璧を求めず適度に割り切る
親のことを気にしすぎると、「もっとこうすればよかった」と後悔が増えてしまいます。
でも、すべてを完璧にしようとすると、こちらの負担が大きくなるだけ。
ときには「できる範囲でいい」と割り切ることも大切です。
親が「もっと頻繁に来てほしい」と言っても、自分の生活に無理があるなら、無理に応じる必要はありません。
週に1回ならできる、電話だけなら負担が少ない、など、続けられる範囲で関わることが大事です。
よーかん「全部やらなきゃ」と思うとしんどくなるので、「これくらいでOK」と思うことが大切です。無理はしすぎないようにしましょうね。
離れて暮らしていて、後悔はしたくないという方は、こちらの記事で詳しく解説しているので御覧ください。
考え方③：自分の心を守るための工夫をする
親との関係がストレスになりすぎると、自分自身が疲れ切ってしまいます。
そんなときは、自分の気持ちを守る工夫をしましょう。
イライラしたら少し距離を置く、趣味やリラックスできる時間を確保するなど、気持ちを切り替えることが大切です。
また、愚痴を話せる相手を見つけるのも効果的。同じような悩みを持つ友人や、家族と話すだけでも気持ちが軽くなるでしょう。
よーかん自分の心を守るためにも、ストレスを溜め込まない工夫が必要ですよ！
イライラを防ぐ！高齢の父親との上手な接し方3選
高齢の父親との接し方に悩む人は多いですが、ちょっとした工夫でストレスを減らせます。
ここでは、イライラせずにコミュニケーションを取るための3つの方法を紹介しますね。
方法①：伝え方を工夫して穏やかに話す
話し方ひとつで、父親の反応が大きく変わることがあります。
たとえば「病院に行ってほしい」と伝えるときに、「行かなきゃダメだよ！」と言うと、指図されたことがイヤで反発されやすくなるでしょう。
そこで、「お父さんが心配だから、一度検査だけでも受けよう」と優しく伝えると、受け入れてもらいやすくなります。
また、頭ごなしに否定せず、クッション言葉（「そうなんだね」「分かるよ」）を挟むだけで、話がスムーズに進みます。
よーかん高齢男性は世代や価値観的にも年下や女性を下に見る人がとても多いです。こちらが大人になって、相手を持ち上げるのもコミュニケーションをスムーズにするコツですよ。
方法②：無理に変えようとせず受け流す
父親の言動にイライラするのは、「なんとかしなきゃ」と思いすぎているからかもしれません。
親の価値観や考えを変えようとすると、衝突が増えてしまいます。それよりも、「また言ってるな」と軽く受け流すほうが、ストレスを減らせます。
「昔はもっとよかった」みたいなことを何度も言われたら、「そうなんだね」「お父さんの時代は大変だったね」と適当に相槌を打つだけでOK。
まともに受け止めず、適度にスルーすることも大事です。
よーかん相手を変えようとせず、自分の対応を変えると楽になりますよ。適度なスルースキルは必須です！
方法③：ポジティブな話題を増やす
親子の会話が否定的な内容ばかりだと、お互いに疲れてしまいます。
そこで、できるだけ明るい話題を増やしてみましょう。
孫の話、ペットの話、趣味の話など、父親が興味を持ちやすい内容を選ぶと、会話が弾みやすくなります。
また、親の得意なことを褒めるのも効果的。
「お父さん、昔は○○が得意だったよね」「やっぱり経験があるから詳しいね」と言うと、父親の機嫌がよくなり、会話が前向きになります。
よーかん褒められたり、尊敬されたりすることは大好きな世代なので、ここをうまく刺激していきましょう！
一人で抱え込まない！介護負担を軽くする3つの方法
高齢の父親の世話や介護が必要になると、心身の負担が大きくなりがちです。
しかし、すべてを一人で抱え込む必要はありません！
あなたの負担を軽くするための3つの方法をお伝えしますね。
方法①：介護サービスを活用する
「親の面倒は自分で見なければ」と思い込んでいませんか？
介護が必要になったら、介護保険サービスや行政のサポートを積極的に利用しましょう。
訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、多くの選択肢があります。
とくに、通所サービスを利用すると、父親の生活にリズムが生まれ、人との交流や外出の機会を通して社会とのつながりも維持できます。
結果的に、介護する側となるあなたの負担も減るのでおすすめです。
よーかん介護サービスをうまく活用することで、心の余裕が生まれるので、地域包括支援センターやケアマネジャーに相談しましょう。
介護サービス以外でも自費の家事代行などを利用することで、あなたの時間や安心を確保することもできます。こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
方法②：兄弟や親戚と協力する
介護を一人で背負うのは、心身ともに負担が大きすぎます。
「平日は自分が対応し、週末はきょうだいに任せる」というように、兄弟や親戚と話し合って役割分担を決めましょう。
また、遠方に住んでいる家族でも、金銭的な支援や手続きの代行など、できることはあります。
一番身近なあなたが一人で抱え込んでしまうことがないよう、無理のない範囲で協力をお願いしましょう。
よーかん「自分だけがやらなきゃ」と思わず、周りに頼ることも大切です！
お父さんの介護についての方針や家族間での役割分担をスムーズに行いたい方は、こちらの記事で解説しているのでご覧ください。
方法③：自分の心と体を労わる
介護のストレスを溜め込むと、心身ともに疲れ切ってしまいます。
自分の時間を確保し、リフレッシュすることを忘れずに。
好きなことをする時間を意識的に作ることで、気持ちに余裕が生まれます。
また、定期的に友人と話す、カウンセリングを利用するなど、心のケアも大切。
無理をせず、助けを求めることを心がけましょう。
よーかん親との関係にストレスを感じるのは、決してあなただけではありません。適度な距離を保ちつつ、無理なく向き合っていくことが大切です。
【FAQ】よくある質問とその回答
ここでは、高齢の父とのやり取りにうんざりして悩む場合に、よくある質問とその回答を掲載していきます。
- 父親の話が長くてイライラしてしまいます。どう対応すればいいですか？
-
父親の話が長いと、途中でうんざりしてしまうこともありますよね。こうした場合は、「なるほどね」と適度に相槌を打ちつつ、タイミングを見て話題を切り替えるのが効果的です。また、「そろそろ時間だから」と事前に区切りをつけておくと、ストレスを減らせます。話をすべて聞こうとせず、程よい距離感を持つことが大切です。
- 何を言っても父親に否定されます。どうすればいいですか？
-
何を言っても否定されると、気持ちが折れてしまいますよね。そんなときは、あえて反論せず、「そうなんだね」と受け流すのが得策です。否定に対して正面から向き合うと、余計にストレスが増してしまいます。共感するふりをしつつ、自分の考えは心の中に留めておくのが賢い対応方法です。
- 父親が昔の話ばかりして、正直うんざりします。どう対処すればいいですか？
-
高齢になると、昔の話を繰り返すことが増えます。これは記憶の仕組みによるものなので、無理にやめさせようとしないほうが良いでしょう。「そうだったんだね」と相槌を打ちながら、うまく話を切り上げるのがポイントです。また、他の話題に誘導するのも有効です。「最近〇〇はどう？」と別の話に移すことで、会話の流れを変えられることもあります。
- 父親が頑固すぎて、話が通じません。どうすればいいでしょうか？
-
頑固な父親には、直接的な説得は逆効果になりがちです。「こうすべき」と押し付けるのではなく、「お父さんならどうする？」と質問して考えさせる方法を試してみましょう。また、第三者の意見を借りるのも効果的です。家族よりも、医師や専門家の言葉のほうが素直に受け入れやすいことがあります。
- 父親の健康管理を気にしているのに、全く聞く耳を持ちません。どうすればいいでしょう？
-
親の健康を心配する気持ちは大切ですが、本人がその気にならないと難しいですよね。無理に説得しようとせず、少しずつ習慣を変える方法を試してみましょう。例えば、「お父さんと一緒に散歩しよう」と誘うことで、自然に運動の機会を作ることができます。また、食事に関しても「この料理、美味しいから食べてみて」と提案する形にすると、受け入れやすくなります。
- 介護が必要になってきたのに、父親が頑なに拒否します。どうしたらいいですか？
-
介護を受け入れたがらないのは、プライドや「まだ大丈夫」という意識が影響しています。いきなり「介護サービスを使おう」と言うのではなく、「ちょっと試してみない？」とお試し感覚で提案すると、ハードルが下がります。また、他の人の体験談を話すことで、「自分もやってみようかな」と思いやすくなります。
まとめ：【必見】高齢の父親にうんざりと悩むあなたへ心が軽くなる5つの方法
今回は、高齢の父親にうんざりする原因や、そのストレスを減らす対処法を紹介しました！
この記事の大事なポイントをまとめます。
- 高齢の父親に対するストレスは「頑固で話が通じない」「依存度が高まり負担が増える」「否定的な言動が多くストレスになる」といった悩みが多いが、適切な対処法で軽減できること
- 期待しすぎず適度な距離を取り、冷静に対応することが重要であり、必要に応じて第三者を交えて話をすることで、スムーズなコミュニケーションが可能になること
- 親の変化を受け入れ、完璧を求めず割り切ることで、無理なく関係を続けることができ、自分自身の心を守る工夫も欠かせないポイント
- イライラを防ぐためには、伝え方を工夫し穏やかに話すことが効果的であり、無理に変えようとせず受け流す姿勢やポジティブな話題を増やすことも大切
- 介護負担を軽減するためには、介護サービスを活用したり、家族と協力しながら役割を分担することが大切であり、自分の時間を確保することも忘れずに意識すること
高齢の父親が頑固になったり、依存度が高まったりすると、負担に感じることが増えますよね。
本記事では、ストレスを減らすための具体的な方法や、イライラを防ぐ接し方を紹介しました。
親の変化を受け入れながら、自分の心を守る工夫も大切です。
あんこ無理しすぎずに、ときにはスルーや、距離を取ることも大切なのが分かったわ。
よーかんあなたが一人で抱え込むことがないように、無理をせず上手に付き合う方法を試してみてください。
お母さんとのことで悩む方へはこちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
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